ハゲすぎてると『育毛剤では効果がない』という過酷な現実
別記事「育毛剤がまったく効かない!5つの理由と対策まとめ」でもご紹介している通り、薄毛・ハゲが進行しすぎていると、育毛剤だけでは何ともならない可能性が高いです。
例えば、生え際と頭頂部が繋がっているような状態だと、育毛剤を使ってもほとんど効果が出ず、時間とお金が無駄になるおそれがあります。

思い切って発毛剤に手を出した方が良いかも。
そのため、薄毛・ハゲの進行具合によっては育毛剤ではなく、発毛剤を使った方が良いケースもあります。
もちろん発毛剤は強力な分、副作用が出る可能性もあるので手軽とは言えません。
しかし、薄毛・ハゲが重症化してしまっている場合は、どんな育毛剤を使っても髪の毛が生えることはないのが過酷な現実と言えるでしょう。
育毛剤は効果なし?インチキ?
誤解されがちなのが『育毛剤は効果がない?インチキ?』という点です。
また、「最初から強力な発毛剤を使えば良いじゃん!」と考える人もいますが、発毛剤には副作用や用法上の注意があるので、いきなり使うのはあまりオススメできません。
発毛剤の注意点には以下のようなものがあります。
【副作用】
・頭のかゆみ、腫れ、フケ
・頭痛や目まい
【用法上の注意】
・妊娠中の女性は触れることすら禁止
発毛剤には、このような注意点があるため、自分のみならず家族や周りのことも考えて使用しなければなりません。
そのため、重症でない薄毛・ハゲであれば、育毛剤からスタートするのが無難です。
育毛剤を使って、おかしくなったヘアサイクルを正常に戻せれば、リスクを冒して発毛剤を使わずとも十分効果を感じることができるでしょう。
発毛剤はリアップだけじゃない、世界的に見るとリアップは薄い発毛剤
日本においては発毛剤と言えば大正製薬のリアップシリーズを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、海外も含めて考えると、様々な種類の発毛剤が存在します。
日本にはリアップしかありませんが、世界的に見るとリアップの成分は薄いため、本気で薄毛・ハゲ対策を考えている方は海外の発毛剤も選択肢として考えておいた方が良いでしょう。

安くて強力な成分を使っているものもある。
「海外の発毛剤って大丈夫なの…?安全性は…?」と不安になる方もいるかもしれませんが、発毛剤を製造しているような製薬会社は世界中に拠点を持っているような大企業で、実は普段飲んでいる薬を製造している会社だったということも少なくありません。
また、海外の発毛剤は、リアップシリーズよりも成分が強力で効果も大いに期待できます。
しかも、個人輸入代行サイトなどを活用すれば安く入手でき、選択肢も豊富なため、本気で薄毛・ハゲ対策を考えているならば検討する価値は十分あると言えるでしょう。
人気のある海外製発毛剤
現在、発毛に効果があるとされる成分は、ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドの3つです。
この3つの成分が濃厚に配合された発毛剤情報を収集してまとめました。
高濃度ミノキシジル配合 フォリックス FR16
フォリックス FR16 | |
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(5/5) | |
60ml(約1ヶ月分) | |
5,180円 | |
フォリックスFR16クリーム[ミノキシジル16%] |
フォリックスFR16は、高濃度ミノキシジルを配合した、アメリカ製の強力な発毛剤です。
海外製発毛剤として人気を博していたポラリスNR-10の後継製品として発売され、人気を伸ばしています。
フォリックスFR16の特長は、何と言っても配合されている成分が強力な点です。
16%の高濃度ミノキシジルとフィナステリド、2つの発毛有効成分が配合されています。
特に注目したいのが発毛有効成分のミノキシジル濃度で、日本のリアップX5(リアップシリーズの最高ランク)の5%と比較して3倍以上の濃度で配合されているため、非常に高い効果に期待できるでしょう。
フォリックスFR16は、薄毛・ハゲが気になる部分へ1日2回まで塗りこんで使用します。
配合成分が強力がゆえに、使用しすぎると副作用(頭のかゆみなど)が出るおそれがあるため、用法容量は必ず守りましょう。
また、これだけ成分が贅沢に使われているにも関わらず、フォリックスFR16は価格もリーズナブルで、リアップX5の販売価格(7,000円前後)よりも安い5,180円で購入できます。
そのため、フォリックスFR16はコスパに優れた発毛剤とも言えるでしょう。
ミノキシジル濃度が高いだけではなく、コスパにも優れているフォリックスFR16は、まさに『世界最強の発毛剤』と言えるかもしれません。
飲む育毛剤 フィンペシア
フィンペシア | |
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(4.9/5) | |
100錠(1日あたり1回0.2~1錠) | |
2,956円~ | |
フィンペシア(キノリンイエローフリー新タイプ)1mg |
フィンペシアは、発毛有効成分フィナステリドを1mg配合した内服タイプの発毛剤です。
発毛有効成分のフィナステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発され、治療の過程で患者に発毛効果が認められたことから発毛剤として転用されました。
頭に塗る外用タイプの発毛剤だと汗や雨で流れる可能性もありますが、フィンペシアは内服タイプのため、そういったことを気にする必要がありません。
サプリのように気軽に利用できるため、発毛剤初心者にも使いやすいと言えるでしょう。
なお、フィンペシアには性欲減退、勃起不全などの副作用が報告されています。
副作用の発生率は統計的に見ても2%以下とそれほど高いワケではありませんが、使用する際には注意が必要です。
フィンペシアの価格は1箱100錠入りで2,956円(100日~500日分)になります。
飲む量によっては1年以上持つため、非常にコストパフォーマンスに優れた発毛剤と言えるでしょう。
成分強めの飲む育毛剤 デュタボルブ
デュタボルブ | |
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(4.8/5) | |
30カプセル(1日あたり1回0.2~1カプセル) | |
2,043円~ | |
デュタステリド(デュタボルブ)0.5mg |
デュタボルブは、発毛有効成分デュタステリドを0.5mg配合した内服タイプの発毛剤です。
デュタボルブに配合されている有効成分デュタステリドは、フィンペシアの有効成分フィナステリドと同様に前立腺肥大症の治療薬として開発されたもので、発毛効果が認められたことから発毛剤に転用されました。
同じような背景のあるデュタステリドとフィナステリドですが、効果はデュタステリドの方が1.5倍強いと言われており、実際にアメリカ皮膚科学会の学会誌『Journal of The American Academy of Dermatology』にてデュタステリドの方が強力であるという実験結果も発表されています。
そのため、今はフィナステリドが配合された発毛剤の方がメジャーですが、今後はデュタステリド配合の発毛剤も増えてくるかもしれません。
なお、デュタボルブは、性欲減退や勃起障害などの副作用が出るリスクがあります。
副作用は必ず出るワケではなく、まったく副作用を感じない人も多いですが、リスクを理解した上で使用するのが良いでしょう。
デュタボルブは、1箱30カプセル入りで2,043円で販売されています。
フィンペシアと比べると少し単価は高めですが、より高い効果に期待できる発毛剤を試してみたい方なら検討してみるのが良いかもしれません。